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オリーブの木
「太陽の樹」と呼ばれるオリーブ樹の原産は中近東と言われています。 現在、オリーブ樹はスペイン・イタリア・ギリシャなどの地中海沿岸地方
だけでなく、世界各地で栽培されており、日本では小豆島でのみ栽培さ れています。
生命力が強く、樹齢が長いのが特徴で、スペインなどでは
樹齢500年を超える古木が今なおたわわに実をつけている姿を見かけます。
オリーブの葉
四季を通じて緑を絶やすことのないオリーブの葉の色は「オリーブグリ−ン」と呼ばれ、深みや落ち着きそして上質感を与えるカラーとして人気があります。また、庭園で陽光とそよ風を受け、きらきらと白銀色に輝くさまは、かの有名な画家ゴッホもとりこになった程。 よく見るとオリーブ葉の裏面には白い細毛が密生しています。「銀葉」と呼ばれる秘密は、葉の裏面にあったのです。さらに最近の研究では、オリーブ葉に含まれる成分に抗酸化作用が認められるという報告もされました。
オリーブの花
5月半ば頃、無数についたビーズ玉のようなオリーブのつぼみが少しずつ膨らんできます。そして5月終わりから6月半ばにかけて、モクセイによく似た小さな白十字の花を咲かせます。 少し甘く、少し切ない・・・懐かしい記憶がふと甦るような、清楚で可憐な香り。
それから、花の季節のほんの数日、明け方のオリーブ樹はふんわりと花粉のベールをまとい、花嫁支度をします。 オリーブは風媒花。朝のそよ風にのって、品種の異なる花粉と花が出会います。
オリーブの実
オリーブの実はエメラルドグリーンから黒紫色に色づいていきます。 たわわに実るその姿は、まさに「豊穣の樹」。でも、オリーブ果実は渋みや苦みが強いので、小鳥や動物もついばむことがほとんどありません。渋抜きをして塩漬けや酢漬けに加工したり、油を搾る技術があってこそ、オリーブ果実が宝石のように輝いて見えるのです。 |